ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
すると柚木クンはすぐさま
眉間にスッとしわを寄せて、


「答えて。

聞き間違いじゃないんだな?」


「はっ、はいっ」


そのあまりの凄みに、雅絵は
声をひっくり返しておっかな
びっくり返事をした。


当然だ。

彼が仕事場で敬語じゃない
こんな口調を使うのは、
間違いなく初めてなんだから。


「ちょ、柚木ク――…!」


柚木クンが特別な反応を
示す理由は、もうわかってる。


彼にとってホワイト・
マリッジは、ただの事業
提携先じゃない。

だけどだからって、この
態度は予想外だった。


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