ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
彼はいつも、あたしの理解の
域を超えたとんでもない
行動で、あたしを振り
回してきた。
そういうヤツなんだから。
「ホントに――ぜんっぜん
わかんない――…」
思わず吐き捨てるように
つぶやいたその時、ガチャリと
音がした。
「……………っ!」
いつの間にかすっかり
耳慣れてしまった音。
――帰ってきた。
あたしは矢も盾もたまらず、
座っていたソファから
弾かれたように立ち上がって
リビングを飛び出した。
短い廊下の先、玄関に靴を
脱ごうとしたまま動きを
止めている柚木クンがいる。
「――何、出迎え?
ありがたいね」
_
域を超えたとんでもない
行動で、あたしを振り
回してきた。
そういうヤツなんだから。
「ホントに――ぜんっぜん
わかんない――…」
思わず吐き捨てるように
つぶやいたその時、ガチャリと
音がした。
「……………っ!」
いつの間にかすっかり
耳慣れてしまった音。
――帰ってきた。
あたしは矢も盾もたまらず、
座っていたソファから
弾かれたように立ち上がって
リビングを飛び出した。
短い廊下の先、玄関に靴を
脱ごうとしたまま動きを
止めている柚木クンがいる。
「――何、出迎え?
ありがたいね」
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