ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
流れるような軽い口調に、
思わずカッと頭に血がのぼって、


「ふざけないで! 
一体どういうつもりよ!?

なんであんなことしたのっ!?」


一気に柚木クンの正面まで
距離を詰めて食ってかかると、
柚木クンは大ゲサに背中を
のけぞらせて、


「そんな大声出さなくても
いいだろ。

ていうか、こんな所で話
するつもり?」


まるであたしが非常識だと
でも言わんばかりの声に、
さらに神経が逆撫でされる。


でも、あたしには聞きたい
ことが山のようにある。
冷静さを失っちゃいけないと、
懸命に心をなだめた。


グッと息を飲み込んで一歩
後ろに下がると、すぐに
彼は靴を脱いで玄関に
あがってくる。


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