ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
沈黙を答えに変えると、
柚木クンはもう一度ため息の
ような笑みを落として、
「本当に美咲はわかりやすいな。
――好きだよ、そういうとこ」
「な、何言って――…」
不覚にもドキッとしてしまった。
(バカ、何動揺してんのよ。
“好き”なんて、たいした
意味ないでしょ)
懸命に自分にそう言い
聞かせるあたしを知ってか
知らずか、柚木クンは落ち
着いた態度でコートやスーツの
ジャケットを脱ぎながら
話を続ける。
「今日蘭子さんと話して、
決めてきた。
ホワイト・マリッジで
支店マネージャーさせて
くれるってさ。
家も、あの人の所に帰る」
_
柚木クンはもう一度ため息の
ような笑みを落として、
「本当に美咲はわかりやすいな。
――好きだよ、そういうとこ」
「な、何言って――…」
不覚にもドキッとしてしまった。
(バカ、何動揺してんのよ。
“好き”なんて、たいした
意味ないでしょ)
懸命に自分にそう言い
聞かせるあたしを知ってか
知らずか、柚木クンは落ち
着いた態度でコートやスーツの
ジャケットを脱ぎながら
話を続ける。
「今日蘭子さんと話して、
決めてきた。
ホワイト・マリッジで
支店マネージャーさせて
くれるってさ。
家も、あの人の所に帰る」
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