ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
そんなヤツが、あたしを
本気で好きだなんて
信じられない。

信じちゃいけない。


そう思うのに―――なぜ
だろう、鼓動はどんどん
速くなる。


胸を突き破ってしまいそうな
ほど、速く強く波打って。

全身が熱くて、目眩がしそう。



「オレにはそんな資格はない。

そうわかってても――
欲しかったんだ」


「―――――!!」


声が聞こえたと思った時には、
あたしの体は強く抱き
すくめられていた。


見た目より筋肉質の腕が
きつくあたしの体をとらえ、
片方の指で強引に顎を上に
あげさせられる。

拒む間もなく、激しく唇を
重ねられた。


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