ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
不思議そうな蘭子の声を、
瞬也は適当に聞き流した。


話すつもりはもちろんない。


……自分のものにしたいと
思っていた。


だけど、そうすることで
彼女の笑顔と夢を奪って
しまうなら、手になんて
入らないでかまわない。

その夢を語る笑顔こそが、
自分が彼女を欲した
きっかけなのだから。


「……別に。

なんかそこまで話大きく
なるなら、もういいかな
って思っただけだよ」


成人してからも、蘭子は
瞬也が今まで通り同居して
自分に尽くすことを求めていた。


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