ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
今の蘭子が持つとは到底
思えない、キャラクターの
絵が描かれた赤が基調の
デザインだ。
使い込んだ感といい、
こうしてしまってあった
ことといい、学生時代に
使っていた物なのかもしれない。
(何だってこんな物を……?)
そう思いながら何気なく
二つ折りの中を開いて――
次の瞬間、瞬也は驚きに
目を見開いた。
「これは――…」
もう何十年も前に切れている
色あせた定期と共に、視界に
飛び込んできたもの。
それは――見開きにした
定期とは反対側の面に
挟まれている、一枚の写真。
_
思えない、キャラクターの
絵が描かれた赤が基調の
デザインだ。
使い込んだ感といい、
こうしてしまってあった
ことといい、学生時代に
使っていた物なのかもしれない。
(何だってこんな物を……?)
そう思いながら何気なく
二つ折りの中を開いて――
次の瞬間、瞬也は驚きに
目を見開いた。
「これは――…」
もう何十年も前に切れている
色あせた定期と共に、視界に
飛び込んできたもの。
それは――見開きにした
定期とは反対側の面に
挟まれている、一枚の写真。
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