ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
制服姿の数人の男女が、
肩を組んだり身を寄せて、
笑顔で写っている。
仲のいい仲間達と撮った、
若かりし日の光景という
感じだった。
しかし学生にしては、全員
髪の色がやたら明るく、
女子はメイクもきつい。
制服もかなり着崩している。
学生は学生でも、頭に
“不良”とつくようだ。
だが、瞬也の目をひいた
のはそんなことではない。
驚きの理由は、そこに
写っている五人の中に、
三つもよく見知った顔が
あったことだ。
――まず、前列の真ん中。
カメラ目線で笑う、整った
顔立ちの少女。
彼女の顔を見間違うはずもない。
自分の知る面影がそこにある。
それは……今は亡き、
瞬也の母親だった。
_
肩を組んだり身を寄せて、
笑顔で写っている。
仲のいい仲間達と撮った、
若かりし日の光景という
感じだった。
しかし学生にしては、全員
髪の色がやたら明るく、
女子はメイクもきつい。
制服もかなり着崩している。
学生は学生でも、頭に
“不良”とつくようだ。
だが、瞬也の目をひいた
のはそんなことではない。
驚きの理由は、そこに
写っている五人の中に、
三つもよく見知った顔が
あったことだ。
――まず、前列の真ん中。
カメラ目線で笑う、整った
顔立ちの少女。
彼女の顔を見間違うはずもない。
自分の知る面影がそこにある。
それは……今は亡き、
瞬也の母親だった。
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