ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「何? どうしたの?」


まさか雲行き怪しくなってきた?


状況的に他に思いつかな
かったけど、雅絵が口に
したのは予想外の言葉で、


「ヤバそうです。

なんか、柚木さんがお客様と
揉めてるみたいで……」


「えっ!?」


自分の耳を疑ってしまう。


お客と揉めてる?

――あの、柚木クンが?


「まさか。人違いじゃないの」


カウンセリングルームは
広い一室をパーテーションで
仕切って、各お客様とは
個室で話せる形になってる。


当然雅絵に他の個室が
見えてるはずはないから、
声で判断したってこと。


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