ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
だけど雅絵は即座に首を
横に振って、


「間違いないです。お客様が
柚木さんの名前呼んでるから。

最初はそうでもなかったん
ですけど、今もうお客様の
方がだいぶヒートアップしてて。

声とか、こっちまで
聞こえてきて……」


顔から血の気が引いてく
のがわかった。


何があったか知らないけど、
お客様と揉めるなんて
とにかくまずい。


そのお客様はもちろん、
他で接客中の所にも
とんでもない悪影響だ。


「――わかった、入るわ。

雅絵は自分のとこフォローして」


奈々がいないからあたしが
行くしかない。


あたしは雅絵と一緒に
カウンセリングルームに入った。


_
< 40 / 469 >

この作品をシェア

pagetop