ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
(ま、夜まで体力温存って
ことだよな)
今日も日が沈むまでは、
怠惰に時間をやり過ごすだけだ。
どこか諦めのようにそう
考え、テレビのリモコンに
手を伸ばそうとした時――…。
“ピンポーン!”と室内に
響き渡った音に、瞬也は
少なからず驚いて背後を
振り返った。
そこには最新のモニター付
インターホンがある。
音はもちろんこれから出た
もので、モニターにも映像が
映し出されていた。
(なんだ……勧誘か?)
この距離では映像の細部
まではわからないが、瞬也は
そう考えたいして気にも
とめなかった。
_
ことだよな)
今日も日が沈むまでは、
怠惰に時間をやり過ごすだけだ。
どこか諦めのようにそう
考え、テレビのリモコンに
手を伸ばそうとした時――…。
“ピンポーン!”と室内に
響き渡った音に、瞬也は
少なからず驚いて背後を
振り返った。
そこには最新のモニター付
インターホンがある。
音はもちろんこれから出た
もので、モニターにも映像が
映し出されていた。
(なんだ……勧誘か?)
この距離では映像の細部
まではわからないが、瞬也は
そう考えたいして気にも
とめなかった。
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