ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「美咲………」


苦い思いと嬉しい思い。
複雑な感情が駆け巡る。


自分はもう何年も前に、
そんな女に屈服してしまった。

そのせいで結局美咲に、
こんな迷惑をかけて
しまっているのだ。


だがそれを毅然とした
態度ではねつけた美咲が
眩しく、やはり、自分が
焦がれた存在なのだと痛感
する……。


「バカだな……受け取れば
いいのに、手切れ金」


ポロリと漏らした言葉にも、
美咲は即座に反論した。


「受け取らないわよ。

いくら積まれたって、
そんなのありえない」


「美咲……でも今の仕事は、
キミにとってかけがえの
ないものじゃないのか?」


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