ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
20 正しい愛の、感じ方
     ☆☆☆☆☆



触れ合えば、わかること。


難しい言葉を考えなくても
想いを伝える方法があるん
だってことを、あたしは
数年ぶりに思い出した
気がしてた。


「あ……はっ……っ」


重なり合った肌が熱くて、
体が真夏の熱気にさらされた
アイスのように溶けて
しまいそう。


だけどそれよりもさらに
熱いのは、二人の体が
繋がった部分。


押し寄せた波が返すように、
ゆるやかに腰を攻めては
引かれるリズム。

でもそのリズムは時折崩れ、
予想外の快感があたしを襲う。


優しいようで激しくて。

自分勝手なようで、結局は
あたしをさらに甘く満たす。


そんなアンバランスな律動に、
あたしの意識はもう、今にも
飛んでしまいそうだ。


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