ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
そんなわけで、始末書を
書いてる彼を、あたしは
一応上司として待ってる。

ヘルプ対応をしたあたしの
記入欄も埋めて、課長に
提出になるから。


(とは言うものの……)


正直ため息をつきたいのを、
さっきからあたしは必死で
堪えてた。


別にヘルプで骨を折った
こととか、超残業になった
ことを怒ってるわけじゃない。

あたしがウンザリしてるのは、
今の柚木クンの態度だ。


――それなりに諭したり
慰めたりしてるのに、柚木
クンは一言も返事をしないんだ。

おかげでさっきから、
あたしの声だけが一方的に
オフィスに響いてる。


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