ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
もはやあたしの中で、
描いてた柚木クン像は
完全に崩壊してた。


その動揺と聞き捨てならない
言葉に、あたしは思わず
声のトーンをあげて問い詰める。


「何言ってるのよ!?
まさか、わざとあんな騒ぎ
起こしたっていうの!?」


「わざととまでは言いません
けど、収束させようとは
しなかったですね」


「…………っ!?」


――信じられない。

それじゃあ柚木クンは、
半ば故意にあそこまで
お客様を怒らせたってこと。


真面目で優秀だと思ってた
柚木クンの顔が、仮面を
つけているように見えてくる。


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