ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「あれ、里中さんも
怒っちゃいましたか?

でもそんなわけで、オレも
怒ってるんですけど」


「は? 何言って――…」


理解の域を越える切り返しに、
あたしはなんて言えばいいのか
とっさにわからなかった。


言葉を失うあたしの隣で、
柚木クンがスッと立ち上がる。


(えっ、な、何っ?)


ビクッと肩をすくめる
あたしを、柚木クンはどこか
楽しむような顔で見下ろし――

そして、囁くようにこう告げた。


「オレは始末書書きました。

だから今度は、里中さんが
お説教されてくれます?」


「は―――……?」


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