執事の恋人~召しませ。お嬢様~
俺は渋々…靴と靴下を脱いで…苦手な木登りをし始める。


春華の行動は予測不能。


ようやく春華の跨る枝に到達。


「トッ君も木登りやれば出来るじゃん!!」


「え、あ…」


新しい花柄のワンピースの裾が枝か何かに引っ掛かって…破れていた。



おまけにまた…足に擦り傷。


「ハルちゃんは女の子なんだから~もう少しおしとやかにしないと」


「・・・じぃやと同じコト言わないで!」

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