執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「確かにそうですが…お嬢様もお人が悪い」



まだ、夜の帷は降りてない。


でも、もう…夕陽が窓の向こうには見えている。



「俺の箍を外させるなんて・・・」


斗希も立ち上がって、白い手袋を外した。


「今夜は優しく抱いて差し上げようかと思っておりましたが…。私も男です。誘われた女に、優しくはできないですよ」



私を座っていたソファーにうつ伏せに押し倒して、斗希は背中越し、身体を寄せてきた。



着衣を乱して、斗希の温かい手で私の素肌に触れてくる。



徐々に私の肌も心も熱く焦がれていく。
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