執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「・・・何の御用でしょうか?」


屋敷の執事長の兄貴 遊希(ユキ)に呼び出された。
実の兄貴とは言え…執事補佐である俺は敬語で話しかける。


春華にとっては俺は執事だけど…
まだまだ執事の見習いだった。



「春華お嬢様も…もうすぐ16歳の誕生日を迎えられる」


そう言えば…春華の誕生日はもうすぐだ・・・


多忙な毎日でいちばん、大切なコトを忘れていた。


俺のいちばん大切な人なのに…


俺はーーー・・・


俺は自分を心の中で責める。



「・・・俺が教えた花嫁教育をお前にして貰う」



< 14 / 300 >

この作品をシェア

pagetop