執事の恋人~召しませ。お嬢様~
永久の愛なんてーーー・・・



そんなジンクスを信じて本当に手に入ると思ってるのか?



と俺は冷めた目つき。



でも、岩木はマジで信じていた。



俺は新しく手に入った温もりを感じるために、不謹慎だけど、十字架を背に岩木にキスを落とした。



戸惑いがちに、瞳を閉じながらも、岩木も俺のキスに応じた。



しかし、次第に彼女は本性を見せてきた。慣れた感じに自分から俺の唇を割って、舌を入れ込み、絡める。



清楚な外見とは違って、経験豊かな印象。


俺は少しだけ、安心した。


無垢な花に手を出す程、罪深いコトはないから。














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