執事の恋人~召しませ。お嬢様~
私の心を受け取ってくれたみたいに、嬉しいキモチが胸いっぱいに広がる。



肌と肌を何度も重ねるよりも、


この刹那が何よりも私には最高の幸せになった。



斗希は持っていた白いハンカチで丁重にブレスを包み、上着の内ポケットにそっとしまいこんだ。



自分のキモチを大切されてみたいで、更に至福に包まれてゆく。



「失礼致します。御用の時は呼び鈴を鳴らしてください」



「はい」



斗希はそう言って、部屋を出て行った。













< 186 / 300 >

この作品をシェア

pagetop