執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「ふーん」



半分、納得してなさそうな相槌を打ち、考え込む。




「そもそも、伊勢谷家では、執事とお嬢様の恋は禁じられてます」



「禁断の恋か・・・」



「・・・」


『禁断』と言うその言葉が私の心に深く刻まれ、魂を揺さぶる。


手に入りにくいモノなら余計に欲しくなるのが人の心理。


みずから、苦労を背負い込み、


周囲に咎められてもなお、貫こうとする強い絆。



そんな愛が私の想像する『禁断の恋』。



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