執事の恋人~召しませ。お嬢様~
飲み終わったマグを俺を春華が返す。


「ごちそうさまでした」



「・・・」


俺は持っていたトレイにマグを乗せて、踵を返し、部屋を出て行った。



夜伽のない夜は長く静かだったーーー・・・



春華の夜伽の指南は俺にとって、苦痛だけど。

身体は素直に春華と交わす快楽を欲していた。


春華には婚約者がいて、

俺は執事・・・


その関係は普遍・・・





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