執事の恋人~召しませ。お嬢様~
衣装選びよりも、人気ない2階の非常階段に出て、私たちは話をした。



「あなたは婚約者のコト愛してるの?」



大久保様に対して、愛情なんてない。
不慮の事故で車椅子になった彼に抱くのは憐れみくらい。



「ううん」
私は首を振って、返す。



「あなたの言うとおり、私も義兄に対しての想いは忘れていない」



「まどかさん…!?」



「どうすればいいのかな?あなたは斗希と、私は義兄と結ばれたら、いいのにねー」



「・・・」



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