執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「明日の『誓約式』の話ならお断りさせていただきます」
「…まどかは義兄の岩木先輩がスキなの。そのコトは斗希、知っているの?」
「薄々は気づいていました。でも、二人は…血が繋がっていなくても兄と妹」
「岩木先輩は自分のまどかに対する想いを断ち切る為に、この『誓約式』を企てたの。でも・・・まどかは…。斗希はどう思ってるの?」
「どうって・・・」
落ち着いた口調で話していた斗希の声が動揺し始めた。
斗希の黒い瞳が静かにさざ波のように揺れる。
「…まどかは義兄の岩木先輩がスキなの。そのコトは斗希、知っているの?」
「薄々は気づいていました。でも、二人は…血が繋がっていなくても兄と妹」
「岩木先輩は自分のまどかに対する想いを断ち切る為に、この『誓約式』を企てたの。でも・・・まどかは…。斗希はどう思ってるの?」
「どうって・・・」
落ち着いた口調で話していた斗希の声が動揺し始めた。
斗希の黒い瞳が静かにさざ波のように揺れる。