執事の恋人~召しませ。お嬢様~
俺は花嫁姿の春華を抱き寄せる。



上着の内ポケットに持っていた自分のブレスを春華の左手首にはめた。



春華も自分のブレスを俺の左手首にはめた。



ベール越しに見える春華の顔は今まで、見たコトのないくらい至福の表情。



俺はベールをあげて、春華の顔を直に見つめる。



たとえ、何があっても、俺はお前を離さないーーー・・・



全校生徒の視線を浴びる中。



俺たちはキスを交わした。



背徳的な愛の誓い。



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