執事の恋人~召しませ。お嬢様~
春華から与えられた安堵感と愛情。



「…」



いつもは俺は春華を慰める役目なのに、逆の立場になっていた。



「・・・学園長ととりあえず話をしましょ?斗希」



「・・・」



あてにはしてないけど、俺と春華の二人ではどうにもできなかった。



二人で居ても、多分…




楽園を追われたアダムとイブのように幸せにはなれない。











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