執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「……」


結局…私は食事を残してしまった。


何も言わず…食卓を片付ける斗希。


そんな斗希を尻目に私は部屋に戻ってゆく。


息が苦しい・・・

斗希と同じ空気を吸ってあんなに苦しい想いしたコトなんて今までになかった。



「……」


踵に鋭い痛みが突然、走る。


新しい靴を履いていたから…靴擦れを起こしたみたい。


片付けの終った斗希を部屋に呼びつける。







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