執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「!?」



「肌を重ねるコトは…夜伽の指南の上で仕方がないが…心を重なるコトは止めてくれ…だから、『愛してる』とは決して口が裂けても言うな」


「・・・そんなコト俺には…!?」



「出来ないなら、俺がやる…」



「・・・」


「まあ~お前を愛してる…お嬢様を指南するのは俺には難しいと思うが…」



「…わかった」


兄貴に対して、たくさん言いたいコトはあったけど、心の中に全てしまい込んだ。


俺は兄貴の忠告を受け入れた。



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