執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「夜伽の時は一切、外さないでください…」
「どうして??」
斗希の顔を見てはいけないの?
なぜ??
「・・・夜伽の指南に顔なんて要らない…。あんたの旦那となる大久保様の想像すればいいだろ?」
急に、斗希の口調が変わった。
「私は斗希のコトを?」
「・・・単に、幼なじみで一緒に居ただけだろ?それは愛情じゃない…。家族に抱く情だ」
薄暗い室内に、冷徹な声を響かせる斗希。