金髪執事と1つ屋根の下




「…は?」







眉間に皺が寄るのを感じる。








「貰っとけばよかったのに


お前は自分がどれだけ恵まれてるか分かってねーだろ!?」





「…分かりたくねぇ」








毎日知らねぇ女から色んなモノ渡されて、身動き出来ないくらい囲まれて。



何が恵まれてんだよ。





そんな気持ちを知るハズもない直紀は俺の頬を人差し指でつついてきた。



俺は瞬時に手を叩き落とす。









「キモい」





「お前の方がキモい!!


俺だったら喜んで受けとるケドな~」





「俺はお前と違ぇんだよ」





「あっそ!!でも腹が減ってるのは…ーー「隼人~!!これ食べて~!!!」








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