自殺衝動×愛されたい

3つのボタンを器用に操り、


手前にあったミニーちゃんを


彼は 一発で とってくれた。


こんなに大きな物


簡単にとれない。

100円なんかじゃ買えないのに。


おちたぬいぐるみを手にとり、

よしよしって彼はミニーちゃんを撫でた。



そのあとに私の胸にそれを渡した。

「おまえのだよ。」
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