あたし限定。
「わかんないことあったら私に聞いてね。私、この図書館の司書やっているの」
言われて見れば、
スーツに名札がついている。
「あ、ありがとうございます」
軽くお辞儀をして、
日本史のコーナーを探す。
ってか、
世界史の課題が日本史って意味不明ですけど。
そう思いながら、
あたしが求める資料を探す。
「あ、あった!!」
本というよりかは、
資料集てきなものを取って、
そばにあったイスに座った。
木のいい匂いがあたしの睡魔を引き出す。