キミノトナリ
やっと昼休み。
「藍川さん、ちょっと話があるんだけどいい?」
「あっ、はい」
私は知らない男の子に話しかけられて、非常階段に向かった。
そのころ、屋上では……
「茉莉亜、みよちゃんは?」
「男の子にお呼びだし…」
「みよちゃん、モテるよな〜。あんなに可愛かったら、男はほっておかないもんな。彼氏いないのかな?」
「みよに彼氏はいないよ。」
「そういう、翔馬だって桜井くんだって彼女つくらないよね。女子がほっておかないのに」
「えっ、お前ばか?俺らがあんなやつらを好きになるとおもうか?陸なんて、あからさまに嫌がってるし」
「へー、顔がいいと大変だねー」
茉莉亜は棒読みでいいはなった。そして、二人は"顔がいいと"いう言葉に反応した。
「茉莉亜、お前も顔で彼氏を選ぶのか?」
「まっさかー。ありえない。顔がいいやつには裏が絶対あるでしよ、あたしは外見より中身重視!あんな、外見目当てのミーハーたちと一緒にされたくない」
翔馬はそれを聞いて、「だよなー」とかいって少しほっとした様子だった。
「藍川も…外見重視か?」
陸が茉莉亜に聞くと、茉莉亜は目を最大限まで開いていた。
「みよはね、中身重視だよ。前に言ってたし。」
「てか、みよちゃんおそくね?」
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