【続編】長男のカゴ
最近、結城さんに頼りっぱなしだ…。



相談に乗ってもらったり、助言をもらうのも。



ダメな自分…。



「話しますか?」

「いえ、大丈夫です…」

「そうですか。では私は厨房に用がありますので。夕食の時間にまた来ます」



ひとりにしてくれたんだ。



気が利く…。



お茶を飲み干した後、カップを片づけようと立ち上がった。



「ふざけんなバカ」

「善っ…なんで…」

「開いてたから勝手に入った」



いつもはドアをロックしていくはずの結城さんが…。



なんでもお見通しってことか…。



「わけわかんねぇ文句、言うだけ言って言い逃げかよ!!」

「わかってないのは善だから!!」

「そんなにヤりてぇの?」

「はぁ!?あんた…やっぱり何もわかってない!!」

「ちゃんと説明しろって言ってんだよ!!」

「説明しなきゃわかんないの?あたしと同じ立場になればいい!!」

「わかった、もういい。話になんねぇ。そうやって一生勝手にキレとけよ」



ムカつく…。



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