【続編】長男のカゴ
それから数年、仕事だけを頑張った結果、最年少で主任の地位をもらった。



入社4年目の22歳。



同期入社の工藤は現在企画開発部でサブチーフ。



やりかったのは企画らしいし。



年功序列じゃねぇこの会社はやりがいがある。



「タメで主任とか言われてもな~」

「わかるわ。大学も出てねぇし。実力とかあんのかもしんねぇけど」

「何でペコペコしなきゃなんねぇんだっつーの。女にモテまくってるとこが余計気にいらねぇ」



な~んか陰口叩かれてるよ、俺。



新人が偉そうにしやがって。



「お前ら、無駄話しして残業すんなら金出さねぇからな」

「主任っ…」

「俺のこと言うなら好きに言え。まぁ、そんなヒマあんなら契約の一つや二つ取ってきて欲しいんだけど」



会社を辞めるまで後数年。



俺はどこまでできるかな?



「おっ、氷流。招待状見たか?」

「あぁ、出席するから」

「お前もそろそろ考えたら?結婚」



そうだな…。



そろそろ、真剣に怜との未来を考えよう。



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