部活~ウチらバスケ部~高校編 ファイナル
第4クォーターが、始まった。
双海は、押せ押せムードだった。
すると、動きまでもが、よくなってきた。
こういうチームは、カサに掛かると、強い。
一気に点差が詰まり、3分経ったところで、
5点差まで、詰め寄られた。
佐紀の消耗は、激しかった。
今や、ほとんど、気力だけで、
持ちこたえている状態だった。
他のメンバーも、それは、わかっていた。
そして、佐紀を助ける唯一の方法は、
自分の仕事を、キチンとこなすことだと、
知っていた。
そして皆、心の中で、
“サキ、頑張れ”
“頑張れ、サキ”
と、応援していた。