僕等は野良猫




不思議だ


同じ道を帰ったのに、


帰りつくのにあまり


時間がかからなかった



「…なんでだろ?」



僕は


首を傾げながら


屋根から降りた



「ふぅ」



テクテクと


倉庫に向かい


歩いていると


入り口から誰かが勢いよく


飛び出してきた



あ、この人


翆羽の人‥



なにやら慌てているから


とりあえず、


鳴いてみる事にした



「にゃー」



すると、


その人はバッと


僕の方を見た




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