僕等は野良猫
「……艶……行くぞ」
「…はい。柏」
私達は
雫に群がる敵に
一斉に攻撃を仕掛ける
敵の持つナイフが
私達の身体を
切り裂いていくのです
『さっさと……、倒れろやぁーーっ!!!!』
ザシュッ‥!!!
溢れる血が
まるで花びらのように
舞い散っていきます
「……っ」
でも、
これで終わるわけには
いかないんです
散っていった仲間の為にも
此処で、
「っく……負けるわけには…っ、いかないんですっ!!!」