彼女は男の娘?!
「あっ…もしもし 今理事長室いる?」


 
ん…?今なんて?理事長室って…?



まさか…正体知ったから退学?!



「さぁ 柚優ちゃん 行きましょう」



「……」



「柚優ちゃん?どうしたの?」



声を掛けられて はっ とした。



「あっ…すみません、考え事してて…」



「退学なんてさせないわ」



えっ・・・・?



先輩は私をみてウインクをした。



「あなたみたいな子、退学させるにはいかないわ」



それって…どういうこと…



目が点になってポカーンとなった。



「秘密よ。


それじゃ行きましょうか」



妖しく微笑み先輩は理事長室のある東棟に向かって歩き出した。









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