彼女は男の娘?!
「ちゃんと約束守ったのね」



御陵先輩が私の頭に手を置いてあのときみたいに



撫でてくれた。



「はい」



「そういえば…名前聞いてなかった…」




「そうでしたね。


えっと…私は天野 柚優です。」




「可愛い名前ね」



「あ…ありがとうございます!」



うれしい…可愛いなんて…



なんか照れる。



憧れの人目の前に



調子が狂っちゃうよ…



「ふふふ 気にいったわ!!



柚優ちゃん!少し逢わせたい人がいるの」



「逢わせたい人…?」



私に逢わせたい人なんて…



すると先輩は携帯を取り出した。





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