携帯小説家の憂鬱





私がひとくち食べると

「ちょっとちょーだいっ」
と優樹君が言ってきたので、


「良いよ♪」

と言い、
優樹君の口元まで、パンを持っていったら、

優樹君はひとくち食べて、

「敬語じゃなくなってる!」



と嬉しそうに言い、
私に抱き着いてきた。




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