純恋〜スミレ〜【完】
「あ~もう!!髪の毛ボサボサになっちゃったじゃん!!せっかく気合入れて巻いてきたのに!!」
「へぇ……。俺と遊ぶだけなのに気合入れてくれたわけ?」
「別に……そんなんじゃないよ」
「さっき言ってた準備ってそういうことか」
「だって、遊ぶのって……今日が初めてだったから」
初めて会ったあの日は、遊ぶって感じでもなかったし。
遊ぶのは今日が初めてでしょ?
照れ臭くて小さな声で呟くように言うと、優輝はニッと満面の笑みを浮かべた。