純恋〜スミレ〜【完】
「やっぱ純恋は素直な方が可愛いって。俺の前では何でも素直に言えよ」


「……う、うん」


優輝の反応が意外過ぎて面食らう。


ちょっとだけ自分の気持ちを素直に口にしただけなのに、喜んでくれた優輝。


何だかあたしまで嬉しくなっちゃうのが不思議だ。



「で、どれで撮んの?俺、全然分かんないんだけど」


「えっ!?いいの!?」


「あぁ」


「マジで!?やったぁ~~~!!!機械はあたしに任せて!!!」


ナナにも『絶対、プリ撮ってきてね!!』って頼まれてたし、優輝が折れてくれてよかった。


「そんな喜ぶなって」


優輝はハシャグあたしを見つめて、呆れたように笑っていた。


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