純恋〜スミレ〜【完】
「ん~……。悔しいけど、カッコイイ男は何やっても様になるんだね」


優輝がトイレに行っている間に、さっき一緒に撮ったプリクラを眺めてみる。


プリ機の中で「なんだこれ。すげぇ眩しい」ってフラッシュにブツブツと文句を言ってた優輝。


「今までの彼女と撮ったことあるでしょ?」って聞くと優輝は首を横に振った。


「ない」って。


嘘か本当かは分からないけど、何故か飛び上がってしまいたいくらい嬉しくて。


自分が優輝の初めてになれたことに喜びを感じたあたし。


ていうか、こんな気持ちになるなんてまるであたしが優輝のことを……――。



「何ニヤニヤしてんだよ」


「……――わッ!!ビックリした!!驚かさないでよ~!」


トイレから戻ってきた優輝に半分に切ったプリクラを差し出すと、優輝は首を横に振った。



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