純恋〜スミレ〜【完】
その瞬間、掴まれた肩と優輝の体に密着している部分がジンジンと痛むように熱くなって。


「……さっきは可愛くないって言ってたじゃん」


「イジケてる純恋は可愛い」


「思ってもないこと言って。やっぱり優輝は遊び人だね」


優輝はあたしをからかって楽しんでるんだ。


それなのに、あたしの心臓はドクンドクンとうるさい音を立てて鳴り続ける。


だけど、それを優輝に気付かれないように平然と言葉を交わす。

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