疲れ切った心
ガチャ
連れてこられたのは屋上。
来たものの、どちらとも喋ることなく海の手の力が緩んだ。
すかさず私も手を放しフェンスに近づいた。
海に泣き顔なんて見られたくなくて_________________
「別れよっか」
泣いているのを悟られないように口を開いた。
「はあ!?何でだよ」
「本当は琴羽を調べ始めた頃に別れた方がよかったのかもしれない。でも・・・・・・
別れを告げることなんて出来なかった。
海に珠理の見方についてほしかった。
なにより、海とちょっとでも一緒に居たかったから。」
涙が次々と溢れ出てきた。
それでも一生懸命声が震えないように頑張った。
「そっか・・・・・。分かった」
バイバイ・・・・・・・
海。