疲れ切った心




お父さん、お母さんへ



 今まで連絡もしないで家を空けててごめんなさい。
私はこの家を出て行くことに決めました。
一度は他界しようとも思ったけど、大切な人がこんな私を必要って言ってくれた。
その言葉を聞いた時、凄く救われた。こんな私でも必要としてくれる人が居るんだもの。素直に嬉しかったの。その大切な人に2人と話し合えって言われた。でも、私は2人と直接話すのが怖い。それにね、この家に戻ってくると私は壊れてしまいそうなの。
私を利用してまでお父さんと結婚したお母さん。血の繋がっていないお父さんの為に、血が繋がっていないと思わずに頑張り続けた自分に笑える。
色々な感情が混ざって壊れてしまいそう。
だから私はこの家を出て、大切な人と一緒に住みます。
 学校は始業式で辞めます。折角ここまで学校を通わせてくれたのにごめんなさい。
申し訳ない感情は確かにあるよ。17年間育ててくれたことも感謝してる。
それでもこれ以上学校で生活を送る意味が見出せない。
だから私は退学します。勝手な自己判断での結論許してください。

 お父さん、お母さんを見捨てないであげて。お母さんは私を利用してまでお父さんと結婚したかったんだよ?それほどお父さんを愛してたと思うの。
 お母さん、もうお父さんに嘘ついちゃ駄目だよ。次嘘ついたらそれこそ離婚されちゃうかもよ。
もう家に帰ってくることはないのでこれでさよならです。

今までありがとうございました。
そして、お世話になりました。
さようなら





珠理より
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