無人島殺人事件
「連絡を取りました。実験は中止、今から主催者と警察がこちらにくるそうです。でも、ここは無人島で、ここにくるまで時間がかかるそうです。到着は明日の朝になるそうです」
周囲がざわざわと騒然となっている。
「明日の朝か」
「でも、被害者の人は殺されたんでしょ」
「犯人と一緒に一夜を過ごさなくてはいけないのか」
「被害者の方は何ていうの」
「ラマトロバンっていう人らしいよ」
「私、こわいわ」
騒然とする周囲の人々の声を遮って、一人の人が大声で呼びかけた。
「みなさん、落ち着いてください。まず、全員をこの大食堂に集めてください。みなで話し合いましょう」