『好き』を言えるまで
ひなにつれられ着いたのは
高級そうなホテルだった。
「何かあったら電話して?隣にいるからすぐ来るよ!」
ひなが部屋を後にしようとしている
「待って!一人にしないで」
ひなが驚いた表情でこっちを見ている
とても恥ずかしくなり顔を伏せた。
ふわり
ひなが私を抱き締めた。
「まゆ。」
「僕だって男だよ?」
「ひなは無理矢理ひどいことしないよ」
「…ずるいなぁ、まゆは」
「話すよ。全部」